
ラディオガルダーゼ(Radiogardase)は放射性セシウムによる体内汚染を軽減するお薬です。
放射性セシウムの対外排泄を促進することにより、生物学的半減期を約1/3に短縮させ、内部被ばくが原因で起こる骨髄抑制などの急性放射線症候群のリスクを低下させることができます。
セシウムを体内から除去する薬は今のところこのラディオガルダーゼしかありません。
日本では放射線医学総合研究所だけがこの商品を備蓄・取扱いしています。
先日、日本へ緊急輸入されましたが、弊社では日本での備蓄の量は把握していません。
セシウムは医療用(癌治療の放射性線源)や工業用(滅菌や測定)などに広く使用されていますが、セシウムに汚染された空気や飲食物を摂取することで体内に取り込まれます。
被ばくの程度が重いと人体への影響も大きく致命的となるため、被ばくが発生した場合の緊急時の体内汚染軽減のためには、出来るだけ短時間の内にラディオガルダーゼを投与することが望ましいとされます。
吸収されたセシウムは、2日以内に約10%が腎排泄されますが、大部分は腸肝循環を受けて体内に長期にわたり貯留するといわれており、内部被曝線量に応じて、骨髄、皮膚、消化管、中枢神経、心臓血管等の障害をもたらします。
セシウムによる体内汚染に対する治療としては、胃洗浄、気管支洗浄、下剤等などにより、一定の効果が期待できるものの、体内に吸収された放射性セシウムには効果的ではないので、早期に除去する薬剤として、このラディオガルダーゼは期待されています。
ラディオガルダーゼは世界保健機関(WHO)においても重要な薬の一つとして備蓄推奨のリストにあげられるなど、標準的な放射性セシウム体内除去剤として認められており、日本でも昨年12月に国内販売が開始されております。
※ラディオガルダーゼは、放射性セシウムを排出するための薬で、放射性ヨウ素には効果はありません。
安定ヨウ素剤も別途取扱いしております。
※事業団体様などで大量オーダーを希望される場合は、別途、
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